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世界のことを知りたい

読書習慣を付けたい。…マンガも本だよね?…バナナはおやつだよね?

人工知能という言葉は知っているけれど、その仕組みはどうなっているの? AI の入門書『マッチ箱の脳(AI)』

マッチ箱の脳(AI)―使える人工知能のお話 森川幸人 / 森川幸人 (2014/1/5) プレイステーションで発売された、宇宙で野菜を育てるゲーム「アストロノーカ」、子供の成長を見守るようなゲーム「がんばれ森川君2号」などを開発した森川幸人さんによる著書。数学…

楽譜を読むとはどういうことか『演奏法の基礎 - レッスンに役立つ楽譜の読み方』

演奏法の基礎―レッスンに役立つ楽譜の読み方 大村 哲弥 / 春秋社 (1998/09) 以前からずっと分からなかった「楽譜を読む」方法の基礎が書いてある本。楽譜をただ眺めて音をなぞるのを「楽譜を読む」というのではなく、本当は楽譜から作曲者が考えた音の運び方…

推理小説として問題作の『アクロイド殺し』

アクロイド殺し アガサ・クリスティー / 早川書房 (2012/8/1) アガサ・クリスティーによる有名な推理小説『アクロイド殺し』。私にとっては初めてのアガサ・クリスティー。この小説は推理小説として、果たしてこの構成が良いのか悪いのかと問題になった作品…

初めての金田一耕助シリーズ『金田一耕助ファイル1「八つ墓村」』

金田一耕助ファイル1 八つ墓村: 1 横溝 正史 / KADOKAWA / 角川書店 (2012/10/1) 「金田一」といえば「一(はじめ)」…、いや「京助」…。でも無く、今回は「耕助」。日本では有名な探偵。私でも名前だけは知っています。 私が好きなサスペンスものは、閉じ…

不可知論者が1年間聖書に書かれている通りの生活をする『聖書男(バイブルマン)』

聖書男(バイブルマン) 現代NYで「聖書の教え」を忠実に守ってみた1年間日記 A.J. ジェイコブズ / 阪急コミュニケーションズ (2013/11/11) 不可知論者(神は認識不可能であるとする人)の筆者が、聖書に書かれていることを忠実に守り、出来るだけ文…

監視社会と下等生物への警鐘『新世界より』

新世界より(上) 貴志祐介 / 講談社 (2012/9/28) 「新世界より」の文庫版は上中下の三巻(Kindle 版を購入)。読むのがなかなか大変なボリュームです。最初は終わりまで読めるか心配だったのですが、上巻の中盤あたりから緊迫した場面が続き、飽きることなく…

「わたしの濃さ」という将来起こりうる実存の問題『虐殺器官』

虐殺器官 伊藤 計劃 / 早川書房 (2012/8/1) 伊藤計劃による「虐殺器官」を読了。SF 小説というジャンルで、私には馴染みがありません。読んだ後で知りましたが、著者の伊藤計劃さんは既に亡くなっていて、メタルギアシリーズの小島監督と交友関係があった人…

「もしドラ」をもし私が読んだら【もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら】

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら 岩崎 夏海 / ダイヤモンド社 (2012/9/14) ずいぶん前に人気になった本だったりしますが、やっと読みました。結論から言うと、ほとんど為にならなかったし、ストーリーも面白くなか…

魅力的な話がたくさん入ったショートショートなマンガ集『ひきだしにテラリウム』

ひきだしにテラリウム 九井諒子 / イースト・プレス (2013/8/9) 九井諒子によるショートショートなマンガ集。短編ストーリー33話が入っています。ちょっと真面目な話もあれば、馬鹿らしい話も。私は九井諒子さんのストーリーは何か風刺が入っているだろうと…

叙述トリックによって二度は読む必要がある『イニシエーション・ラブ 』

イニシエーション・ラブ 乾 くるみ / 文藝春秋 (2012/9/20) 叙述トリックが良く出来ているとして有名な小説らしいです。本の紹介では「ミステリー」と書いてありましたが、そのジャンルではないです。叙述トリックのある恋愛小説。いや、「恋愛小説の体を成…

家族のために完全犯罪を目論む少年の辛さを書き綴った『青の炎』

青の炎 貴志 祐介 / KADOKAWA / 角川書店 (2012/12/4) 小説の本文中でも出ているように、これは「倒叙もの」と呼ばれる推理小説らしいです。Wikipedia では下のように説明されています。 推理小説 -> 倒叙 - Wikipedia 通常の推理小説では、まず犯行の結果の…

叙述トリックに気づいても真犯人が分からない『ハサミ男』

ハサミ男 殊能将之 / 講談社 (2013/7/12) あぁ、面白かった…。ある人物を殺そうと狙っていた主人公が、他の人物によって目的の人物を殺されてしまい、さらにその遺体の発見者となる事から始まるストーリー。主人公はメディアから「ハサミ男」と呼ばれており…

初めての本格派推理小説『十角館の殺人』

十角館の殺人〈新装改訂版〉 綾辻行人 / 講談社 (2013/4/19) はじめに書いておきますと、この小説は推理小説なのでもちろんここでは大きなネタバレはしません。 この小説は「新本格ミステリ」という分類に属するようで、さらにそのジャンルの走りの存在であ…