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普通自動車免許を取得してきました。その経験から、ちょっと突っ込んだアドバイスを

車が必要なかったので車の免許を取らずにいましたが、この度免許(普通・MT車)を取りました。今後、運転免許を取ろうと思っている方もいるでしょうから、今回の経験から簡単なアドバイスを書いておきます。一応、試験は一度も落ちることなく通過しました。

教習所のアドバイス

公安委員会から指定を受けている「指定自動車教習所」を選んで行きましょう。技能検定(運転の試験)がその自動車学校で受けられ、本免許の試験で免除されます。また、教習所に何か問題があった場合、公安委員会に文句を言えます。

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「指定自動車教習所」のマーク

指導員についてのアドバイス

説明のうまい、良い指導員を見つけましょう。指導員もいろいろいます。

私が出会った指導員で良くなかった人は、女性にだけ優しい男性の指導員。私の時はほぼ無言。質問しても全て「慣れだ」との答え。この人は女性の教習生とはボディタッチを含めてにこやかに話していました。他には、女性の指導員で、態度がものすごく冷たい人。質問しても「自分で考えてください」。心の中では「この人は何のためにいるんだ」と思っていました。

良かった指導員は、運転の失敗原因をうまく説明してくれる人。私は失敗の原因を「慣れ」とか「感覚」と答えられても困ります。例えば、S字カーブの通行を失敗したとき、タイヤが縁石に乗り上げたことが失敗の直接的な原因ではありますが、何故そうなってしまったのかの方が重要です。いつハンドルを切れば良いのかを教えてくれた方がいて助かりました。

ちなみに、「指定自動車教習所」では指導員の拒否ができます。私の行っていた自動車学校ではできました。ただ指導員の「指名」はできませんでした。指名をせずに複数の指導員から運転の方法を教えて貰った方が良い結果になることもあると思いますが、なんとも言えないところです。指導員の拒否ができるかどうかを自動車学校に行く前に確かめておくのも良いでしょう

「怖い指導員がいて嫌だ」「態度の悪い指導員に教えて貰いたくない」「この指導員とは性格が合わない」と感じたら、周りに構わず指導員の拒否をしましょう。高いお金を出して苦痛な時間を過ごすのは無駄です。私は指導員3人を拒否をしました。

私の行った自動車学校は小さかったので、指導員と受付業務の人が受付窓口に同時に座っていました。実際に指導員の拒否をパソコンで実行するのは事務の人です。指導員に伝えてもそれを行う権限がありませんし、拒否を行いたい指導員と仲の良い指導員かもしれませんので、受付の事務員を見極めて指導員の拒否を伝えましょう。電話でも構いません。指導員同士で拒否の話が広がっても自分が困ると思いますので、ちょっと注意深く行うと良いでしょう。

なお、指導員の拒否をしても学科教習では出会う可能性があります。

運転のアドバイス

私は全然運転がうまくありませんが、みんな最初はそうでしょう。最初の頃はエンストと戦い、その後S字カーブの通行も大きな課題となりました。エンストはしてはいけないと思ってしまいますが、しても問題ありません。指導員によっては不機嫌になる人もいると思いますが、関係ありません。思いっきりエンストをし、原因を探ると良いと思います。

エンストを嘆くよりも、半クラッチの位置を掴むことに集中した方が良いでしょう。半クラッチの位置さえ分かればエンストがものすごく少なくなります

また、「車両感覚(車の大きさ)」を掴め、と良く言われますが、車にずっと乗っていないとたぶん車両感覚は掴めません。車の前面の長さ、側面の空間、タイヤの位置がどこにあるのかなどは長く車に乗っていないと分からないのです。

しかし車両感覚を掴んでいないと、S字カーブ、クランク、白線に沿った停止の時などに困ります。これを補うため、どこか目印を見つけると良いでしょう。自動車学校で使っている車にもよると思いますが、私は「アクセルの位置あたりにタイヤがある」と教えて貰ったのは助かりました。「感覚だ」と言って何も教えてくれない指導員が多かったのですが。

他には白線を踏んだときに、運転席からどう見えるかをチェックしておくのも重要です。可能ならば「今、白線を踏んだ」と指導員に言って貰い、車から降りて確かめ、白線を踏んだ状況で運転席に座った時にどのくらいの位置に白線が見えるのかをチェックしておきましょう。これは知識としてものすごく使えます。私の場合は、ボンネットを3等分した、1/3 のラインあたりに白線が見えると左のタイヤで踏んでいました。このラインが分かればもう白線は踏みません。

学科のアドバイス

私の行った自動車学校では、手の空いた指導員(技能教習がない指導員)が学科教習を行い、教本を読んでいました。読んでいるのを聞いているだけなのでほとんど意味がありません。教習生に質問をする指導員もいましたが、面倒です。教師の感覚を味わいたいのでしょう。

学科教習は必ず出席しなければならないようです。受付に「必ず出席しなければならないのか」と訊いたところ、その通りだということです。「指定自動車教習所」ではこう決まっているのでしょう。面倒ですが、テキトーに座っておきましょう。質問をしてくる指導員でなければこの時間で問題集を解くのが良いと思います。

仮免許学科試験・修了検定のアドバイス

学科試験よりも修了検定(技能検定)が問題となります。良い指導員に出会うと、技能検定でどこをチェックされるのか教えてくれるかもしれません。そのチェック項目を覚えておき実行しましょう。安全確認の時は、首振りを大げさに行うのが重要です

私はあまり首を動かさず、目を動かして周りをチェックしていましたが、これだと隣に座っている指導員は周りをチェックしているかどうか判断できません。わざと大げさにした方が良いでしょう。ちなみに私はエンストを合計で4回しましたが合格でした。同じ地点で4回連続でエンストするとその時点で検定終了らしいです。

学科については私はトヨタが作成した教本と問題集を渡されました。仮免許の学科試験はこの教本の表現を使って問題が作られていました。教本を一度読んでおき、あとは問題集の問題を解いて間違えたのを覚えるだけです。難しい問題は出ないと思いますが、教本を読んだだけではたぶん合格できません。どこが問題に出るかを必ず問題集でチェックしておきましょう。

卒業検定のアドバイス

教習の第2段階を終えると卒業検定となります。試されるのは技能だけです。何とか1度で無事に合格できたのですが、この検定は運の要素が絡みます。できれば雨の日などで交通量が少ない日に検定を受けると良いと思います。人も車も、交通が多いと大変です。

この検定で問題となるのは、停車・駐車の位置でしょう。検定コースが分かっているならば Google Maps を使い、道路の写真を見ながらあらかじめ「このあたりで車を止めよう」と確認しておくと良いと思います。

本免許試験(学科)のアドバイス

問題集を解いて覚えておけば大丈夫だと思います。教本を読むよりも問題集を解いて覚えていない箇所を見つけた方が良いです。実際の試験では問題集よりも判断に迷う問題が出ました。それでも判断に迷った問題を間違えたとしても90点を取れる状態だったので大丈夫でした。

問題は全体の7割ぐらいは常識的に捉えて解けると思いますが、問題に傾向がありますのでそれを見極めておくと安心です。例えば警報器は通常時に鳴らしてはいけませんが、「やむを得ず」鳴らすのは OK です。また、最後にある状況判断の問題では「~だろう、~だと思うので」と書かれていると大抵間違っています。逆に「~かもしれない」は正しいことが多いです。

ちなみに私の行った免許センターではその日の合格率は4~5割。意外とみんな落ちるようです。試験の環境は良くありません。警官が試験官を務めますが、いろいろと雑です。丁寧語を使わなかったり、何を言っているのか分からなかったり、試験の終わり1分前からその後の説明を行ったり。試験の時間は50分ありますが、その半分ほどの時間で全て解けるようにしておくと、本番でも落ち着いてできるはずです。

実際の試験に出た問題で、うまい問題があったのですが、これを紹介しても良いのでしょうか? 法的に問題があるようなら教えてください。

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問: 上のマークを付けた自動車が、横から急に割り込んできたため、注意を促すためにやむをえず警報器を鳴らした。

見事です。正誤判断が付きませんでした。悪い行動ではないと思いますが、上のマークが問題となります。このマークは現在の「聴覚障害者マーク」です。警報器を鳴らしたとしても相手には音が聞こえないかもしれません。でも完全に音が聞こえないのか分かりません。「警報器を鳴らしただけではダメだろう」という判断も可能です。私はこの問題の正解を知りません。

おわり

皆さんが変な指導員に当たらないことを願っています。運転の上達度は指導員によります。指導員の方々にはもう少し自覚を持って貰いたいところです。自動車学校では思いっきり質問をできる指導員を見つけましょう。

ちなみに適性検査として「OD式安全性テスト」を受けると思いますが、結果は気にしなくて構いません。自分が答えた通りの結果が出るだけです。私は「答えた通りの結果が出てるな」と感じただけです。テスト時も「こう答えるとこういう結果になるんだろうな」と分かりながら答えていました。「指導員が優しくなるかもしれないから、こう答えておこうか」などとも考えていました。

教習はいろいろとストレスが溜まると思います。特に指導員との関係は多大なストレスでしょう。指導員の中には車に乗れることがすごく偉いことのように考えている人もいますが、車に乗れることはそんなに偉くないので、もう少し気楽に行きましょう。