登場人物がとにかくカワイイ。ストーリーは…『エロマンガ先生』
『エロマンガ先生』に登場するキャラクターがとにかくカワイイ。アニメ化も決定したようで…。
ストーリーはライトノベル作家の主人公がいて、妹がひきもりで部屋から出ない。でも妹はイラストレーターで主人公の小説の絵を描いていた。二人で頑張っていこう。という感じ。
正直なところ、ストーリーはあまり面白くないです。でも「登場人物がカワイイナー」と思っていると何故かページがめくれていくマンガです。
妹がひきこもりらしいのですが、ぜんぜんひきこもりっぽくないです。単に面白くするためだけの設定。でもそんなことはいいのです。カワイイナー。
初めて頭をなでなでするシーン
妹は兄が好きで…、でも兄は鈍感、という軸はぶれません。私はこういう設定に飽きているのですが、カワイイナー。
キモオタ小説の作家である主人公とキモオタ小説を売っている書店の店員さん。自虐ネタですね。
「エロマンガ先生」は原作「伏見つかさ」と作画「rin」によるマンガなのですが、「伏見つかさ」に見覚えがあるなと思って調べたら「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」を書いた人でした。
私は「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」のマンガはつまらなくて読むのを止めてしまいました。「この妹の絵、可愛いでしょ?」という決めポーズがところどころに挟まれていてゲンナリしてしまったのです。
全然可愛くない、押しつけがましい可愛さ。それとは違って今回の「エロマンガ先生」はカワイイナーと思いながら読めます。確かにアニメ化しやすそうなマンガです。
キャラクターは十分に可愛いのですが、欲を言えばもう少しストーリーが面白いと嬉しいです。ストーリーが単純化されていて、設定と展開が狙いすぎています。「キモオタ」ってこういうをやっておけば喜ぶんでしょ、という狙いが見えすぎ。
キモオタ達だってそういうのは気付きます。「キモオタなめんな」と少し感じてしまうところですが、カワイイナー。