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LGBT の人は13人に1人の確率。学校の1クラスの中に数人いることに

LGBT の人が13人に1人の割合でいるようです。

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性的マイノリティーに該当 13人に1人 NHKニュース

心と体の性が一致しない性同一性障害など、「LGBT」と呼ばれる性的マイノリティーに該当する人は13人に1人となることが、大手広告代理店が行ったアンケート調査で分かりました。

調査は先月、大手広告代理店の電通がインターネットを通じて、全国の20代から50代のおよそ7万人を対象に行いました。それによりますと、性同一性障害など「LGBT」と呼ばれる性的マイノリティーに該当する人は全体の7.6%で、13人に1人となりました。

自分が当事者かもしれないと気付いた時期については、「13歳から15歳」が最も多く18.6%、次いで6歳以下が17.2%、「10歳から12歳」が16%、40歳を過ぎてからという人も9.8%いました。一方で、当事者であることを誰にも明らかにしていないと答えた人は56.8%に上っていました。

13人に1人となると、学校の1つのクラスに数人はいる確率です。私も知らないうちに LGBT の人に接しているのかもしれません。これまで LGBT の人たちは、自分が LGBT だと自覚していても周りにそうだと言いづらい状況だったからか、私はもっと数が少ないかと思っていました。

アンケートを採った7万人の内、5300人くらいが LGBT ということです。日本でこの割合が正しいとすると、日本人1.2億人の中に910万人ほどいることになります。私の想像よりも多くて驚きです。

コインとさいころをそれぞれ1つずつ用意して投げ、コインの表とさいころの1の目を出す確率と同じくらいです。すぐに出そうですね。

ちなみに電通による発表はこちらのサイトにあり、2012年にアンケートを採ったときには LGBT の確率は 5.2% だったようです。

電通ダイバーシティ・ラボが「LGBT調査2015」を実施 - ニュースリリース一覧 - ニュース - 電通

この増加の理由として、レポートには「前回調査からの増加理由としては、調査手法の変更、社会環境の変化や関連情報の増大によって該当者の自己認識に影響があったことなどが想定されます」と書かれています。

となるともう少し実際の数は多いのかも知れません。「LGBT」は最近流行りだした言葉だと思いますし、これを知らない人がそういう人もいるということを知ると「あっ、私のことだ」と感じることもあるでしょう。もう少し経ってからもう一度調査したら 10% なんていうこともあるのかもしれません。