AIの編曲テクニックが予想以上にすごい
あまり話題になっていないようなのですが、AI に編曲手法を覚え込ませて実践する研究のレベルが高いです。
ここまでやられると作曲家・編曲家の仕事が減りそうです。
AIが訓練結果に基づいてベートーヴェン(EUのテーマ曲)をビートルズふうに演奏 | TechCrunch Japan
パリの Sony Computer Science Laboratory が、 欧州連合(EU)のテーマソングの編曲に挑戦した。彼らは機械学習の最大エントロピー原理に基づいてコンピュータに、さまざまなタイプの音楽のもっとも目 立つ特徴を認識することを教えた。そしてチームはそのAIに、ベートーヴェンのクラシック中のクラシック“歓喜の歌”のパターンを、現代的に演奏するよう命じた。
どのように AI に学習をさせるのかはこちらの動画を。
素晴らしい編曲です。このぐらいのレベルの編曲がさくっと素早く AI によってなされるようになるとたくさんの人間が要らなくなりますね。それはそうと Lounge Music というジャンル・表現の仕方を知らなかったのですが、これは面白い。発見でした。
最近徐々に作曲と編曲の分析にコンピューターが入り込んできています。以前は自動作曲はあまりできなかったのですがそれがどんどん進化してきていますし、コード進行もコンピューターによる補助がなされることも増えてきています。
私は作曲やアナライズで音楽がパズルだと感じることが多く、となるとコンピューターの方が私よりも音楽的な問題を明らかに早く解けるでしょう。
作曲をするとパズルを解くときの楽しさがあります。最近では以前では分からなかった音楽進行が分かったりして楽しいです。
最近 AI が目に見えて進化してきてました。それについて行けるようにしておかねばなりませんね。