ネットの普及によって本の価値が高まっている『頭は「本の読み方」で磨かれる』
『頭は「本の読み方」で磨かれる』の中で、次のことが書かれていました。これはまさに私も同じ事を考えていました。
インターネット上で気軽に情報を流せる時代になったからこそ、ネットにはノイズも多いですし、その中で信頼するに値する情報はどれなのか、判断することが難しくなっています。
その点、本に載っている情報は吟味されつくした「プレミアム情報」です。
たとえばスティーブ・ジョブズのことについて知りたいというときは、彼についての雑多な知識をネットで探すより、『スティーブ・ジョブズ』という伝記を一冊読んだほうが、正確でまとまった知識を得られます。ネットでいろいろな情報が拡散している時代だからこそ、本のお得感は高まっているのです。
ネットで調べ物をしてみると分かりますが、情報が小分けになっていたり、書かれていることがそれぞれで違っていたり、間違っていたり、アクセスを集めるためだけのほぼ無価値のサイトなど色々と出てきてしまいます。
たくさんの情報にアクセスし、それぞれの情報を比較して、正しそうかどうか判断しなければなりません。時間が掛かります。つまりインターネットで調べ物をすると時間が掛かるのと、情報の正確性に不安が残るのです。
Wikipedia も意外と読み取りにくかったりします。知識が無いと読めないこともあり、これはどういう意味か、こっちもどういう意味かと調べていくと結構大変です。
そんなことをしているより、本を一冊買った方が早いということがよくあります。いちから説明してくれる本もありますしね。
ただ本は値段が高い場合があるのでそれも考えなくてはなりません。せっかく電子書籍が普及しだしたのですから本の価格はもっと下げて貰いたいものです。再販制度や本屋さんの問題などあると思いますが、電子書籍の価格をとにかく下げて欲しいです。