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家でも寝袋でベッドよりも快適な睡眠。試してみたい人への寝袋の選び方

最近寒くなってきましたね。冬の寒さに備え、布団を暖かいものに変えたり敷きパッドを変えたりしなくてはなりません。

私は面倒臭がりで、ベッド関連のもの(掛け布団・シーツ・敷きパッド・枕など)を洗ったり、交換したりするのが面倒だと感じていました。

ベッドを神聖なもので汚れていないと考える人も多いようですが、実際は結構汚れています。私は布団などによく掃除機を掛けていて、掃除機を掛けるとダニなどが如何に多いかが目で見て分かります。

頻繁に洗ったりした方が良いのは分かるけど、面倒だなぁ…。でもダニがいることの心理的プレッシャーがすごいから洗わなくては…。

そんなとき、ふと、家の中で寝袋を使うのはどうだろうと思いつきました。寝袋で満足できるなら、寝袋は丸洗いできるものがありメンテナンスが楽です。

ということで、試しに寝袋を買ってみました。


SAMCAMEL 寝袋 冬用 軽量 封筒型 高級ダウン 寝袋【最低温度-25度】1000g-1800gダウン マミー型 スリーピングバック 丸洗い可能 車中泊 シュラフ 地震防災/キャンプ/登山/アウトドア

寝袋は暖かい

使ってみて、寝袋の良いところはこれ。

  • 足が寒くない。布団のように足が出ないから暖かい
  • 布団よりも体との隙間が広がらず、暖かい空気に包まれ易い
  • 布団が体からズレていかない。布団は体から離れてベッドから落ちていることがよくあります
  • 布団で寝るときよりも必要なものが少なく、洗うのが楽

面倒臭がりには結構良いです。

私が一番メリットを感じるのは足が布団から出ないことと、布団のようにズレ落ちないこと。体に密着していますからね。

夜に寒いなぁと起きたら、布団がベッドから落ちていたということがなくなりますので、今のところ布団の時よりもうまく睡眠を取れています。

寝袋は窮屈だと思う人もいるかもしれませんが、私の寝袋は封筒型(レクタングル型・長方形型)で、窮屈さを感じません。寝返りもできます

布団で寝ようとすると掛け布団・マットレス・敷き布団・毛布・シーツなど、色々と必要になりますが、寝袋だと基本的には寝袋があれば大丈夫なので洗い物が少なくでき、メンテナンスが楽です。

ミニマルな生活にしたいミニマリストにもお勧め。ベッドや布団よりもかなり小さくなりますので空間が広くなります。

今のところメリットしか感じていません。

寝袋をどう選ぶのか

今使っているのは下の寝袋。


SAMCAMEL 寝袋 冬用 軽量 封筒型 高級ダウン 寝袋【最低温度-25度】1000g-1800gダウン マミー型 スリーピングバック 丸洗い可能 車中泊 シュラフ 地震防災/キャンプ/登山/アウトドア

これを使う前に他の寝袋を買ってみたのですが、二人入れるくらいの大きな寝袋は失敗でした。

横が100cmほどあって、寝袋の知識がない私は広い方が良いかなと思って買ったのですが、寒い。「耐寒温度 -25度」と書いてありましたが10度でも寒くて耐えられませんでした。

今使っているのは中綿がダウンらしいです。中綿は暖かければ別に何でも良いんですけどね。

自分の失敗を踏まえ、寝袋(シュラフ)を買ってみたい人へ、注意すべき所を書いてみます。

「使用温度」に注意

寝袋の説明に書かれている「使用気温」は曖昧なものが多いようです。

寝袋の使用温度には「快適使用温度」「最低使用温度」の二つがあり、注目すべきは「快適使用温度」

「最低使用温度」「耐寒温度」は色々なレビューを見る限り、使用できる温度としては当てになりません。多くの(安い)製品では、最低使用温度 + 10~15度くらいが快適使用温度になっている気がします

私の住んでいるところは寒い地域なので、-10度くらいで使えた方が良いなと思い、「最低使用温度」が-20度以下のものを選んでいます。

使用温度が低いほどお値段が高くなります。

ですが、Amazon で探してみると最低使用温度が-30度とかでも1万円を切るものも多いです。その多くは中国製で類似品が多く、あまり信頼できない品質と温度表記ですが、あまりに酷くなければ失敗しても許せる値段です。


CREEPER 寝袋 冬用 軽量 封筒型 高級ダウン 寝袋【最低温度-30度】1500gダウン マミー型 スリーピングバック 丸洗い可能 車中泊 シュラフ 地震防災/キャンプ/登山/アウトドア 3色全


寝袋 Aandyou ダウン 寝袋 冬用 軽量 封筒型【最低温度-35度】1800g 高級ダウン マミー型 スリーピングバック 丸洗い可能 車中泊 シュラフ 地震防災/キャンプ/登山/アウトドア


寝袋 封筒型 シュラフ Tooge 掛け布団 冬用 防水保温 収納便利 2個連結使用可能 丸洗い 収納袋付き コンパクト 登山 防災グッズ 地震対策【最低使用温度-30℃】

有名ブランドのモンベルとかイスカとかと比べると価格が安いと分かるはずです。


モンベル(mont-bell) 寝袋 UL.スーパースパイラル ダウンハガー 800 #0 サンライズレッド 左ジップ [最低使用温度-31度] 1121204 SURD L/ZIP


イスカ(ISUKA) 寝袋 エア 1000EX ロイヤルブルー [最低使用温度-30度]

こういう高い寝袋を買える人は高いものを買っておいた方が安心です。

暖かい場所でも使える寝袋は全然高くありません。


キャプテンスタッグ 寝袋 【最低使用温度15度】 封筒型シュラフ プレーリー 600 ネイビー M-3449

寝袋の形はどうする?

寝袋の形は「マミー型」と「封筒型」が多いです。マミー型はミイラに似た形で、足が自由に動きません。ですが、寝袋が足に密着して暖かいのと、畳んだときに封筒型よりも小さくなります。


丸洗いのできる寝袋 封筒型 最低使用温度 -15℃ コンパクト収納袋付き シュラフ 寝袋 オールシーズン


【SOUTH WIND】丸洗いのできる 寝袋 シュラフ マミー型 耐寒温度 -10℃ コンパクト収納 オールシーズン

今回は室内での使用ですので、持ち運びを考えてマミー型にこだわる必要はありません。

マミー型の方が暖かいのですが、私は足が少しでも動かせた方が快適だろうと封筒型にしました。でも寝返りは寝袋ごとひっくり返ればいいわけで、マミー型でも良かったかもと思っています

封筒型は足が結構自由に動けますが、それゆえ空間が広く、温まりにくいのと冷めやすいのに注意しておいた方が良いです。

足を大の字にして寝たい人は確実に封筒型の方が良いですが、それ以外の人はどちらが良いか判断が難しいです。寒がりの人で丸まるように眠るならたぶんマミー型が良いです。

そのほか

使用温度と寝袋の形が特に重要で、他はお好みです。手を出せる寝袋とか、ポケットがある寝袋とか、中綿がダウンとか。

化学繊維よりもダウンの方が軽くて暖かいらしいのですが、ダウンのデメリットは洗うのに気を遣わねばならないこと。最近は化学繊維もダウンよりも暖かいという触れ込みのものもありますし、お好みです。

本当に登山で使う有名なブランドの寝袋は数万~10万円ほどしますが、私は安いものを買ってみて、失敗しても痛くないところにしました。登山では寒いと生命の危険もありますから高いのでしょう。

なお、異性を部屋に連れ込む人は寝袋だとちょっと問題があるかもしれません…。一応、二人入れる寝袋もありますが…。

Amazon のレビューの注意

Amazon でのレビューは怪しいものがあります。レビューの文章を読むと明らかにおかしいものを見つけられると思いますので、レビューは注意深く読むのをお勧めします。

機能の割に安い寝袋はほとんど中国製です。

寝袋の下に敷くマット

私は寝袋をベッドのマットレスの上で使っていますが、床で使う人などは寝袋の下にマットやシートを敷いた方が良いです。保温が全然違います。

比較的暖かい地域での使用で、軽い保温で良い場合は、薄いアルミシートで大丈夫です。寒い場所では厚く断熱性能の高いマットが必要です。


スマイルキッズ 非常用 おおきな アルミシート ABO-014


キャプテンスタッグ キャンプマット 1人用 レジャーシート EVA フォーム マット シングル 56×182cm M-3318


THERMAREST(サーマレスト) アウトドア用マットレス クローズドセルマットレス Zライト ソル シルバー/レモン 【日本正規品】

サーマレストのマットは定番らしいです。ある程度高いマットになると「R値」という数値が書かれていますが、これは断熱性能の値で、高い方が良いです。

寝袋 + 寝袋 / 掛け布団 / 毛布 という手も

私が今使っているのは上でも書きましたがこの寝袋。


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この性能なら本来は値段が数万以上しますが、それよりもかなり安いものなので表記通りの性能がなく、気温が0度ほどになると思ったよりも暖かくありません。

ということで、現在はこの寝袋を大きめの寝袋に入れて使っています。これが意外と良いのです。寝袋を寝袋に入れるとさらに暖かくなります。

自分でも何をしているんだろうと思うときもありますが…。

寝袋は快適使用温度の違うものを二つ用意しておくと、春用・冬用などのように使い分けられます。その二つを組み合わせると冬の寒いときも安心です。

寝袋は横にチャックが付いていて、密閉させないようにして温度調節できるものが多いです。

寝袋が二つ無い人は掛け布団とか毛布でもさらに暖かくできます。寝袋の表面はスベスベしている場合が多いので、布団とか毛布が滑りやすいのが難点ですが、そういう方法もあります。