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読書習慣を付けたい。…マンガも本だよね?

「Fire TV」を使うとテレビの異常さに気付かされる。放送時間に自分の時間を合わせるのはストレスフル

Fire TV Stick を購入して2ヶ月ほど経ちました。レビューを書いてみます。

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Fire TV Stick (New モデル)

これを導入してからというもの、テレビ(動画)を見るのが楽になりました。好きなタイミングで動画を見始められるからです。テレビ番組はほぼ見なくなりました。

放送時間に自分の時間を合わせるのはストレスフル

これまで地上波や衛星放送のテレビ番組を見るときは、その放送時間に合わせてテレビの前にいなくてはなりませんでした

これってよく考えるとおかしい。視聴者はテレビ番組の放送時間に拘束されていました。

マンガなどの本は自分で読み始められます。ゲームも自分で始められます。スタートボタンを押すのは自分。タイミングを自分でコントロールする権利があると言っても良いかもしれません。一時停止もできます。

生活の中で自分でスタートを決められないものは徐々に少なくなっています。学校の授業も動画で受けられるようになっていますしね。仕事の時間もより柔軟になっていくかもしません。

今後は自分でスタートを決められないものはどんどん少なくなっていくのでしょう。

インターネットで動画を現在のように見られるようになる前のテレビ全盛期は、放送時間に自分の生活を合わせてテレビ番組を見ることに違和感を覚えない人が多かったと思います。

でも Apple TV、Kindle TV など、テレビ番組や映画をインターネットを通して見られるようにするアイテムが登場し、アメリカでたくさん使われ始め、日本でも頭角を現し始め、放送時間に自分を合わせる常識が大きく崩れ出しました。

日本でも徐々にネットで見られるテレビ番組が増えてきていますので、もう少しすればかなり状況が変わるでしょう。

番組中にCMがない快適さ

私は放送時間に合わせるのが面倒だと感じていた上、テレビのCMを見たくないのでいつも録画してから見ていました。録画も自分でスタートを決められる方法の一つですね。ちなみにCMを飛ばすと番組の試聴時間が 3/4 で済みます。放送時間の約 1/5 ~ 1/4 がCMです。

放送時間の 1/4 がCMというのは計算すると怖ろしいです。2時間の番組を見れば、30分はCMを見ているのです。その30分で他の番組を見たり、他の事に時間を使った方が良いです。

Fire TV(Amazon ビデオ)ではそのCMが無いのがとても良いです。動画を再生する時に最初だけCMが入ることがあるのですが、即座にスキップできます。

CMが番組中にないのはとても快適です。番組を中断させるCMは不快感が強いという研究結果が出ていましたが、この方法以外のCMは良い方法がなかなか見つからないようで日本のテレビ放送ではずっと変わっていません。

番組の出演者が商品を紹介する新しい形のCMはお昼の番組で見たことがあります。番組がそのまま続いているかのように見せかけたCM。一応「これはCMですよ」と注意書きがでますが、これもちょっと不快感を感じました。

プライム会員は思ったよりもたくさんの番組を無料で見られる

Fire TV や Amazon ビデオを使っている人はプライム会員が多いと思います。プライム会員だとプライム・ビデオに指定されているものを無料で見られます。

数が少ないと思いきや、どんなものがあるか見てみるとかなり多い。何ヶ月かすると無料の番組が入れ替わったりするため、私にとっては大量です。アニメにも力が入っていますね。

見たい番組が無料ではないこともありますが、購入やレンタルしてもそんなに高くありません。話題のドラマなどは大抵無料で見られます。

レンタルショップに行く手間もなく、返しに行く手間もなく、購入の場合はディスクを保管する手間がありません。ミニマルな生活的にもすごく良いです。

Amazon のプライム会員はすごい得だなぁといつも感じています。他の特典もたくさんあってかなり満足感があります。

プライム会員なら Fire TV はかなりお勧めです。

有線LANアダプタは必要?

購入前は Fire TV Stick がどのくらい感度良く WiFi を受信できるのか気になって、有線LANで繋げられるようにするオプション品を同時に購入しようか迷いました。


Amazon イーサネットアダプタ [Fire TV Stick (New モデル)、Fire TV対応(2017年発売モデル)]

結果から言うと、買わなくて問題ありませんでした。5GHz の WiFi で一部屋離れていても(壁二枚でも)特に問題なし。私のスマホよりも受信感度が良いのがちょっと不思議です。

ただ気を付けなくてはならないのは、5GHz のチャンネルです。仕様説明に「5GHz帯はW52の36, 40, 44, 48の4チャンネルにのみ対応」と書いてあります。

WiFiルーターのチャンネル設定をこのどれかにしておきましょう。

大抵のWiFiルーターは自動的にチャンネルを選択する機能があり、これがONになっていることが多いと思います。これがONになっていると、混雑状況などからWiFiルーターが自動的にチャンネルを切り替えてしまいます。

36~48 に切り替われば良いのですが、それ以外になってしまうこともあります。この機能をOFFにして、自分でチャンネルを選択しておけば大丈夫です。

5GHz ではなく 2.4GHz を使っても良いのですけどね。

Fire TV と Stick の違い

Fire TV には「Fire TV Stick」と「Fire TV」があります。


Fire TV Stick (New モデル)


Fire TV (New モデル) 4K・HDR 対応、音声認識リモコン付属

違いは商品説明で表にされているので分かりやすいと思いますが、「Fire TV」の方が性能が良く、4K出力ができます。

さらに、microSDが使えて、USBも使えるため、動画ファイルを再生したいなら「Fire TV」しかありません。USBでキーボードなども接続できるかもしれません。ゲームをやるならゲームパッドも使えたりするのかも。

また、「Fire TV Stick」では有線LANはオプション品を買わなくては使えませんが、「Fire TV」の方は最初から差し込み口があります。

私は4K出力が要らないし、そんなにヘビーにドラマなどを見ないので「Fire TV Stick」を選びました。AmazonのビデオはテレビでなくてPCでも見られますしね。

無線の受信感度だけが心配だったのですが、結構感度が良さそうです。オプション品を買うのはWiFiの電波が届くか試した後でも大丈夫です。

と言うわけで、「Fire TV Stick」「Fire TV」はプライム会員なら本当にお勧めです。「Fire TV Stick」なら買いやすい価格ですし。