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壊れそうなハードディスクのファイルをコピーするときに「TeraCopy」に助けられた

Buffalo の外付けハードディスクが壊れました…。アクセスできないファイルが所々にあります。このハードディスクには音楽 CD をリッピングしたファイルを大量に詰め込んでおり、もう一度 CD をリッピングし直すの大変すぎます。

そこで壊れかけの HDD からまだ読み込めるファイルをとにかくコピーして助けだそうと考えました。壊れたファイル(巡回冗長検査[CRC] エラーなど)をコピーしようとして、Windows の通常のコピーでコピーすると OS が固まり、それなら FastCopy でどうだと試してみるとコピーが進みません。

HDD には読み込めるファイルと読み込めないファイルが混在しているため、読み込めないファイルはすぐに諦めて自動的にスキップできると良いのですが FastCopy ではそれができません。FastCopy はエラーが出た場合には自動的にスキップしてくれるのですが、読み込めないファイルはエラーが出ないことがあって、そこでほぼ停止状態になってしまいます。

TeraCopy を見つけた

ファイルを個別にスキップできるファイルコピーソフトを探したところ、「TeraCopy」を見つけました。試してみたところこれがすごい! なんと OS と FastCopy でコピーできなかったファイルを無事にコピーできます!

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本当に助かりました。「TeraCopy」は単なるファイルコピーソフトではなく、エラーで読み込めないファイルを回復させる機能があるようです

スキップができるコピーが早いソフトを探していただけだったのでそんな機能があるとは知らず、使ってから気付きました。このソフトを使ってもうまくファイルにアクセスできずにコピーに時間が掛かるファイルは、個別にスキップが出来るのも良いです。スキップ機能は期待通りです。

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コピーの結果はログに表示され、どれがコピーできなかったかチェックするときに役立ちます。コピー先のファイルと差異がある場合にコピーすることも出来ます。

感謝!

いやー本当に助かりました。感謝感謝。このソフトのおかげで死の淵から多くのファイルを救い出せました。お高いハードディスクディスク修復ソフトよりも良いかもしれません。

通常「TeraCopy」はファイルのコピーを素早く行いたい時に使うソフトなのですが、エラーファイルの修復機能の方に助けられました。壊れたファイルはスキップすれば良いかと諦めていたのですが、その壊れたファイルの多くを救えました。FastCopy よりも使いやすいですし、エクスプローラーのシェルに統合できますし、今後も使っていこうと思います。

壊れかけの HDD で困っている人は試してみてください。「TeraCopy」の公式サイトはこちらです。有料の Pro 版もありますが通常版は非商用なら無料で、通常版でも十分使えます。公式サイトは英語ですが、ソフトはインストールすると日本語になります。