ここ1年くらい、Firefox系のブラウザの検索バーで Google 検索をしたとき、なかなか検索結果が表示されませんでした。白いページの表示が続き、検索結果が表示されるまで1分ぐらいでしょうか。ちなみに私は Waterfox を使っています。
検索結果に表示される検索に掛かった時間は0.3秒などと短いので、Google が検索に時間が掛かっているわけではなく、Google へのアクセスに何らかの問題がありそうです。
数日経つと直ったりするのでこれまでしっかりと調べて来ませんでしたが、今日調べた方法で問題が解決されたっぽいので書いておきます。
検索してもあまり情報が無いのですが、参考になったのはこちらの情報。
Firefox系のブラウザは、まずは IPv6 で接続を試し、ダメだったら IPv4 接続という手順を取っているようで、それでブラウザが遅くなってしまうらしい。この手順は想像の範囲内です。でもどうして Google 検索だけが遅いのかが分からないところです。
まぁそれはおいて、対処法としては、ブラウザのアドレスバーに「about:config」と入力して設定画面を出し、「network.dns.disableIPv6」の値を true にする。これで IPv6 での DNS 接続を無効にできます。
これを試してみたところ、今のところ Google 検索が早くなり、白いページが表示される待ち時間が無くなりました。とても快適です。
ただ IPv4 よりも IPv6 を使った方が速度が出るサービスもあるため、この対処法は本来はあまり良くないのでしょう。今はまだ IPv6 のサービスが少ないのでこの対処法でもそれほど問題ないです。
とりあえず Google 検索が遅くて困っている人はお試しください。
これでダメな場合、Windows自体で IPv6 の機能を無効にする方法があります。コントロールパネルなどから「ネットワーク接続」を開き、使っているイーサネットのプロパティを開きます。ここで「インターネット プロトコルバージョン 6 (TCP/IPv6)」のチェックを外します。
これで試してみましょう。これでもダメなら Google Chrome を使った方が良いです。
Chrome なら Google 検索が問題なくすぐ表示されるんですよね。Google が何かやっているような気がしないでもありません。Google は YouTube を意図的に Chrome 以外のブラウザでは遅く表示されるようにしていますし。