DMM光に乗り換え。速度も十分、サポートも良し、2年目以降は解約手数料なし。かなり好印象
ドコモ光からDMM光に乗り換えました。
ドコモ光はそんなに安くもないし、キャンペーンで料金が少し安くなる期間が終わったので解約を目論んでいました。
ドコモ光はサポートセンターの質が非常に悪く、NTTと光回線の責任をなすり付け合っています。利用者側はどちらに責任があるか分からず、ドコモとNTTを交互にたらい回しにされてしまいます。
ということで、DMM光に乗り換え…切り替え?
一番気になる速度の比較
まず光回線としては一番重要な速度を比較してみたので参考にどうぞ。
午後5時頃に、speedtest.net にて同じサーバーで調べました。
↑ ドコモ光↑ DMM光 IPv4 / PPPoE
↑ DMM光 IPv6Plus / IPoE
DMM光は IPv6Plus で接続ができます。IPv6 を使うのですが、IPv4 でしか接続できないところへのアクセスは IPv6 ネットワーク上で IPv4 へ接続できます。詳しくは JPNE のサイトを参照して下さい。
速度を見てみると、ドコモ光の速度でも十分だったのですが、DMM光の方が速度が出ています。
でも IPv6Plus で接続をすると、若干速度が落ちます。ただ PING は少し低い。PING は体感速度に結構影響します。
ちなみに、私の環境では混雑時はドコモ光の方が速度が落ちにくいです。DMM光は IPv4 での接続の方が速度が速いのですが、混雑時は IPv6Plus の方が速度が落ちにくいです。
速度の話は住んでいる地域によってかなり違うため、参考程度にどうぞ。
サポートセンターの受付担当には注意
DMM光を申し込む際に、IPv6Plus対応のルーターがまだ準備できていませんでしたので、 PPPoE(IPv4) での接続で申し込みました。
DMM光の回線引き込み工事までにはルーターを準備しておき、開通したすぐ後にIPv6Plus への接続に切り替えるため、サポートセンターに電話しました。
切り替えの申し込みはすぐに終わりました。受付担当の方から「v6Plusで接続するにはルーターを6時間ぐらい放っておいて下さい」と説明されました。
6時間インターネットに接続ができないのはちょっと耐えられないため、寝ている時間を使ってルーターを放っておきました。
しかし次の日になってもインターネットに接続できません。それでサポートセンターのテクニカルサポートへ電話したら、まだ「v6Plusの利用設定がまだ完了しておりません」とのこと。
「受付窓口の方の説明が間違っていたということか」と訊いたところ、「その通り」との回答。IPv6Plus は使えるようになるまで数日かかるようです。その間は PPPoE で接続して待ちます。
テクニカルサポートの方は非常に丁寧で、「v6Plus の設定が完了しました。今後は接続できます」と電話を掛けてきてくれました。
ということで、DMM光へ何か質問するときはテクニカルサポートの方へ電話しましょう。受付の方だとこれまでにも間違った回答を何度かされています。テクニカルサポートの方が知識が多く、丁寧です。
IPv6Plus の接続エラーについて
私の環境では、ホームゲートウェイをレンタルせず、ルーターで IPv6Plus に接続しています。使っているルーターは Buffalo WXR-1750DHP。
このルーターは接続が途切れるなどの不具合報告があったので買うのが怖かったのですが、今のところ安定しています。
IPv6Plus に繋がらない場合、Buffaloのルーターではシステムの通信ログに次のようなエラーが出ます。
SYSTEM [V6Plus] Received block response.
SYSTEM [V6Plus] Can't receive rule(status=-1).
SYSTEM [V6Plus] Server no-response.
SYSTEM [V6Plus] Receive empty rule
上の全てのエラーが表示されるわけではなく、私の場合は最初は
SYSTEM [V6Plus] Can't receive rule(status=-1).
で、その後に
SYSTEM [V6Plus] Receive empty rule
というエラーが出ていました。
これはDMM光のテクニカルサポートによるとまだ設定が完了していないからこういうエラーが出たとのことです。
テクニカルサポートから「v6Plusの設定が完了しました」と報告を受け、「ルーターを2時間放っておくと接続できます」と説明されたのですが、試してみたら数分で接続できました。
IPv6Plus に接続するには PPPoE の接続を OFF にするだけです。
エラーがなく IPv6Plus に接続できた時は、
[V6Plus] Receive rule
[V6Plus] Connection was started
[V6Plus] Connection succeeded.
というログが残りました。
IPv6Plus と同時に PPPoE 接続もできる?
DMM光のテクニカルサポートの話によると、接続方法を IPv6Plus へ切り替えた場合、「接続に問題がなければ1週間ほどで PPPoE のアカウントとパスワードが使えなくなります」とのこと。
PlayStation 4 のゲームでは PPPoE 接続でないと問題が出るゲームがあるらしいので、本当なら PPPoE と IPv6Plus の両方の接続方法をいつでもできることが望ましいのですが、IPv4 はアドレスが枯渇する問題があるためか、DMM光ではどちらか一方しか使わせてくれないようです。
まぁ私の場合は問題がないのですが…。
DMM光は2年後以降は無料で解約できる
私がDMM光を選んだポイントに、解約手数料が2年目以降は掛からないということがあります。
他社では2年契約で自動更新というタイプの契約が多いのですが、DMM光は2年以内に解約した場合には解約手数料がかかるものの、2年目以降は解約手数料が掛かりません。
ドコモ光などの自動更新される契約では解約できる期間が短くて大変なのですが、DMM光なら安心です。また、解約手数料もドコモ光より安いです。
私にはこれがかなり好印象でした。ドコモ光では良いタイミングで解約できることがほぼないため、解約違約金を支払うことを折り込んで利用料金を考えなければならないのですが、DMM光ではそう考える必要がありません。
DMM Mobile との同時契約で500円引きになるのが嬉しい
DMM光ではDMMモバイルを同時に契約している場合、500円引きになります。
これがかなり嬉しいです。私は1GBのデータ通信プランも申し込み、500円分値引きされています。つまりDMMモバイルが無料で使えているような状態です。
是非お勧めしたい
2年契約縛りに辟易している人には是非DMM光をお勧めしたいです。
また、ドコモ光などで回線速度が出ない場合、DMM光 などの IPv6Plus を使うと速度がかなり改善する可能性があります。IPv6 のネットワークでインターネットに接続できるため、混雑している IPv4 のネットワークから逃れられます。
IPv6Plus を利用できるプロバイダーは今後増えてくると思いますが、今のところDMM光が良さげです。
工事費も無料になったり、工事費分のキャッシュバックをしてくれたりしていますので、加入しやすいです。