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ドメインを「みんなのドメイン」へ移管

このサイトのドメインではないのですが、「.net」のドメインを「お名前.com」から「みんなのドメイン」へと移管してみました。

これまでドメイン管理のサービスは「バリュードメイン」「お名前.com」、そして海外のサービス「Namecheap」などを使ってきました。「Namecheap」は安いのですが、最近は円安なのでその安さが日本円を使うと失われつつあります。特に「.com」や「.net」などは国内のサイトの方が安いです。

さて今回「お名前.com」から「みんなのドメイン」への移管ですが、「お名前.com」は私にとってはドメインの管理・設定がしづらく、以前から他のドメイン管理サービスへの移行を考えていました。そういうサービスがないかと検索したところ、あまり馴染みの無い「みんなのドメイン」を見つけました。国内の他のサービスよりも価格が少し安いです。

みんなのドメイン」は GMO 独占に一石を投じるためのサービス

知らないところにドメインを預けるのは少し怖いので検索してみたところ、次の情報を発見。

「みんなのドメイン.com」を提供開始(ミンナノ株式会社 プレスリリース)

【背景】
ドメインレジストラサービスは現状実質的に一社独占支配であり、市場のゆがみを解消するため、「みんなのドメイン.com」をリリース。

【製品・サービスの概要】
既存のドメインレジストラサービスは、とにかく敷居を低くして会員を集めるだけ集め、 毎年やってくる更新の費用やサーバーなどの付加価値サービスで収益を確保するというモデルであった。 「みんなのドメイン.com」では、敷居はもちろん低くし、その上で先の更新や必ず必要となるサーバーについても、自社の利益を殆どなくし、 ドメインの更新も新規と同価格、移管も同価格とし、会員の利便性と競合他社への競争力を高めた。 ドメインの検索から取得や移管完了までのフローは、既存の主要レジストラの手続の冗長な点を検証し、一連の動作が滞りなくされるように開発。 主要なトップレベルドメインである.comや.netなどの価格も競合他社に引けをとらない。

詰まるところ、「GMO インターネット傘下のドメイン事業会社が多すぎるのでその歪みを解消させたい」と。私はここに非常に好感を持ちました。「ドメイン 取得」と検索すると、確かに GMO 傘下のサイトがたくさん出てきます。「お名前.com」「ムームードメイン」「スタードメイン」「バリュードメイン」などなど。別に GMO 傘下のサービスは悪くはないと思いますが、「みんなのドメイン」をちょっと応援したくなりました。

GMO 傘下のドメインサービスよりも少し安いのも一要因です。また、「お名前.com」は管理者名を変更するのにお金と手間がかかるのに対して、「みんなのドメイン」は自由に変更可。これは海外のドメインサービスと同じで非常に楽です。

移管してみたところ特に問題がなく、ドメインの設定もしやすいです。「お名前.com」のように必要な設定画面を表示するのに何度もクリックしなくてはならないデザインではなく、シンプルで分かり易いです。

安い!

現在「.com」「.net」は 850円、「.be」が 661円。「.co」2362円。「.cc」2357円。このあたりは海外のドメインサービスと対抗できるほど安いです。

移管できるドメインも多く、他のサイトでドメインを取得してからこちらへ移管するのも良さそうです。ドメインを新規取得するのはいろいろなサイトでキャンペーンがあり、よく安くなっているのでそれを利用した方が安く済みます。

ただそういうサイトは新規取得は安いのですがドメインの更新料金はおそらく「みんなのドメイン」より高いです。なのでこちらへ移管すると安く済みそうです。(移管を行うとドメインの登録期限が+1年されます。)

Namecheap の「.cc」は他のサービスに比べて安かったのですが、以前より円安の今だとその価格が「みんなのドメイン」の価格といい勝負になってしまったので、今後は所有している「.cc」もこちらへ移管しようかと思います。

海外のドメイン管理サービスは Whois Guard(Whois Privacy)、つまり Whois 代行が有料のサイトが多いのです。その分余計にお金がかかります。なので Whois Guard の料金も含めると高くなったりします。ただその Whois 代行は日本のものよりも高機能だったりしますが。

それにしても、以前に比べると日本国内でもドメインが随分安く取得できるようになったのは喜ばしい限りです。