HOMESTECの電子メモ帳を買ってみた。安いし、簡素さが良い!
電子メモ帳(電子メモパッド)というものを買ってみました。
今回購入したのは HOMESTEC の電子メモパッドです。電子ペーパーを使ったメモ帳。
電子メモ帳としては以前から「ブギーボード」が有名でしたが、私は「ちょっと高いかなぁ」と感じてしまい、どうしても購入に踏み切れませんでした。
「ブギーボード」では書いたものの保存ができないため、「この価格ならいっそのこと Microsoft Surface とか iPad Pro を買ってメモした方がいいかも…保存もできるし!」という考えがよぎってしまいます。
今回買った「HOMESTEC の電子メモ帳 (HSD1200)」は3000円を切る価格でした。この価格なら試せるなという価格でしたので、失敗してもいいかぐらいの気持ちで買ってみました。
ペンは下の方に収納できます。ペン先を穴に入れるようになっていて少しくらいなら乱暴に扱っても落ちません。
ボールペンのような書き味
初めて書いたときの印象は「ボールペンっぽい」。思ったよりも細い線が書けます。
ただ、必要な筆圧がちょっと高め。正確には、力を入れないと線が書けないというわけでは無く、ボード表面が滑るため、ペンが滑らないように力を入れています。
慣れると滑らせながら文字が書けるのかもしれません。こんな感じで、ボード表面が滑るため必要な筆圧がちょっと高めに感じられます。普段よりも少し力を入れる感じで書いています。
私は文字を書くときに力を入れたくないため、普段からそんなに筆圧は強くないと思います。
ペンに力を入れるとボードとの接地面が増え、文字が太く書けます。どのくらいまで太く書けるのかなと試してみたくなり、結構な力を入れたら表面に傷が付いてしまいました。筆圧が強い人はちょっと注意が必要だと思います。
強く書いたところはボードを消去しても跡が残ってしまうこともあり、あまり力を入れすぎない方がいいです。跡が残ってしまったところはその上から何度か書いて消してを繰り返すと直ります。
ペンだけで無く、爪でも線を書けます。爪を使うと髪の毛ぐらいに感じられる細い線を書くこともできますが、ちょっと力が要ります。
ちなみにペンは付属のものでなくても構わず、何で代用しても構いません。
ボードに手が乗っても問題ない
「ブギーボード」は手が乗るとその部分が白くなってしまうというレビューがありましたが、こっちは大丈夫です。
このことから、「HOMESTEC の電子メモ帳」は「ブギーボード」よりも線を書くのに力が要るのだろうと予想できます。
でも、手をボードに乗せても問題ないというのはすごい利点です。
私が買ったサイズは12インチで、これは現時点でブギーボードの最大サイズ「ブギーボード BB-2」よりも大きいです。
12インチというサイズはA4よりも二回りほど小さいくらいのサイズですが、ボードが大きくなると書くときにどうしても手がボードに乗ってしまいます。
手が乗っても大丈夫なのは良いですね。
簡素なデバイスとしてかなり良い
「HOMESTEC の電子メモ帳」は消去ボタン1つしかない簡素なデバイスですが、軽いし、メモ帳としては問題ありませんし、電池も交換しやすい。
重さは、ストアページによると 238g です。感覚としては単にプラスチックの薄いボードを持っている重さです。全然重くないです。A4 のキャンパスノート1冊分ぐらいの重さのようです。
電池交換も簡単です。
傷だらけの CR2025 が入っていました。CR2025 ならコンビニなどでも手に入りやすく、助かります。この電池で約10万回消去ボタンを押せるようです。
このデバイスは保存するためのメモをするという目的では無くて、後で消してしまうようなちょっとしたメモや、誰かと書きながら相談・説明するとき、筆談するときに最適です。
ボタンがボードの全消去ボタンしかないのも簡単でいいと思います。価格が高いものにはやはりメモの保存を求めてしまいますが、このデバイスは十分安いので、保存以外の使用用途を定めておけばとても便利なデバイスです。
12インチはちょうど良いサイズです。このくらいのサイズがあればちょっとしたメモを書きやすいです。
これよりも小さいサイズの電子メモ帳もありますが、私の感覚ではちょっと小さく使いにくいです。
書きながら考えたりする人に結構お勧めのデバイスです。安いのでお試しでどうぞ。